情報更新日:2026年1月27日

アドバイザーコラム

成功例|異業種への転職①

成功例|異業種への転職①

大手スポーツメーカー 営業(44歳) → 施設管理会社 管理業務
「今の会社に大きな不満はありません。ただ、50代での転職が厳しくなるのであれば、今のうちに動くべきでしょうか」そう相談に来られました。

大手スポーツメーカーで長年、営業として活躍されてきた方で、転職理由はネガティブなものではなく、将来を見据えた“予防的な転職相談”でした。
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見えていた強みと、まだ言語化されていなかった強み
ご本人が考えていた強みは、
・新規開拓で培ったコミュニケーション力
・提案力
これまでの営業活動を一つひとつ壁打ちしていくと、
学校などの教育機関への入札提案を数多く経験していることが見えてきました。
・入札案件の情報収集
・提案書作成
・価格・条件の調整
・関係者との折衝
これらを継続的に担い、成果を出していたことは、実は非常に再現性の高いスキルだと思いました。
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そこで転職の軸を「営業全般」ではなく『入札提案に強みを持つ人材』という切り口で職務経歴書を再構築しました。
新規開拓のアプローチ方法も、
・どこから情報を得て
・誰に、どう接触し
・どんな工夫をしていたのか
を具体的に記載しました。
ふんわりしていた転職相談は、入札提案を強みとした転職という方向性に変わっていきました。
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経験がぴったりはまった転職先
その結果、候補として上がったのが施設管理会社でした。
施設管理業界は、
・自治体
・学校
・公共施設
など、入札案件が非常に多い業界です。
彼のこれまでの経験が活かせる点が多くありました。
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企業側の採用の決め手
面接後、企業に評価をフィードバックしてもらいました。
社員構成で40代が少なく、次世代管理職を探していたこと、面接で「部下のマネジメントで大切にしてきたことは?」と聞かれた際の回答が、「カッコつけないこと」
「自分の知らないことを知っている部下には、教えてほしいと素直にお願いすること」ということが強く印象に残ったそうです。
若手育成やマネジメントに悩んでいた企業にとって、この言葉は非常にリアルで、信頼できるものとして響いたそうです。

異業種転職は、「これまで何をしてきたか」よりも「何が再現できるか」が問われるように思います。
この方のように、自分では当たり前だと思っていた経験が、業界を変えることで“強み”になることは少なくありません。
迷いのある転職相談ほど、一度立ち止まり、経験を言語化することで、選択肢は大きく広がると思います。

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コンサルタントの紹介
転職を支援の中で私が感じたこと、成功例、また、仕事と全く関係のない趣味の旅行をコラムにまとめました。
この発信が、次の場所を探している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

私はアジア旅を趣味としており、特にタイは特別な存在です。
一人で海外に行くと、人に助けてもらうことも多く、そのたびに自分のポンコツさを実感します。
海外旅行は今でも自分を戒め、多くの学びを与えてくれる大切な時間になっています。


転職コンサルタント 里居由美