情報更新日:2026年5月11日

アドバイザーコラム

「転職は35歳までが有利ですか?」の質問にお答えします。

「転職は35歳までが有利ですか?」の質問にお答えします。

今日は、コラムを読んでくださっている方から、
「転職は35歳までが理想ですか?」というご質問をいただきましたので、私なりの考えをお話ししたいと思います。

私の結論は
「35歳未満は確かに有利。それ以降は実力差が一気に出る」です。
まず前提として、35歳未満が有利なのは事実です。
理由は明確で、経験が浅くても「ポテンシャル採用」が成立するからです。
自分が経営者だったとして、未経験の50代と未経験の20代30代、どちらを採用するか…。

企業は、柔軟性があり、また会社の20年後を担ってくれる可能性のある若手を選ぶケースが多いのが転職市場の現実です。
一方で35歳を超えると、「年齢が不利になる」のではなく、何をやってきたかが丸裸になります。
ミドル層になると、企業は「即戦力」「実績を自社で再現できそうか」を見ます。
「この人を採用したら、自社で何をしてくれるのか」が問われます。

私は25年以上この業界にいますが、リーマンショックのような不況期を経験した方の評価が上がる場面を何度も見てきました。
特に製造業では、不況で受注が止まり、現場が混乱したあの時期をどう乗り越えたか――
この経験は、単なるスキル以上の価値を持ちます。
経営者に「次に同じような局面が来たとき、乗り越え方を知っている人材を欲しくないですか?」とお聞きすると、多くの方が関心を持って話を聞いてくださいます。

実際に、私がご紹介した63歳の工場長経験者の方が、事業再生ファンドの投資先企業で社長に就任されたケースがあります。
その方が、「事業再生は、社員に好かれようとしてはできない。自分がいい人でいるより、会社をどう救うかを自分なら優先できる」と言われました。
この言葉を聞いたとき、「年齢ではなく覚悟だ」と感じました。
最近は、50代・60代で高い報酬を得ている方で、正社員ではなく準委任契約などで働いているケースも増えています。

「力を発揮できなければ、契約終了になるのも当然、その代わり報酬を高く得る」という考え方です。

挑戦する人と、しない人。
転職に“遅い”はありませんが、それはあなた次第だと思います。

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コンサルタントの紹介
転職を支援の中で私が感じたこと、成功例、また、仕事と全く関係のない趣味の旅行をコラムにまとめました。
この発信が、次の場所を探している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

私はアジア旅を趣味としており、特にタイは特別な存在です。
一人で海外に行くと、人に助けてもらうことも多く、そのたびに自分のポンコツさを実感します。
海外旅行は今でも自分を戒め、多くの学びを与えてくれる大切な時間になっています。


転職コンサルタント 里居由美