情報更新日:2026年8月10日

コンサルタントコラム

社長が「次期社長は彼かもしれない」と思った理由

社長が「次期社長は彼かもしれない」と思った理由

先日、ある地場大手企業の社長に、「もし社員の中から次の社長を選ぶとしたら、誰を指名しますか?」と質問したところ、一人の係長の名前を挙げられました。
「その方のどんなところが良いのですか?」と尋ねると、返ってきた答えは、「会社全体のことを考えている」ということでした。
具体的にどんな点なのかを伺うと、サラリーマンであれば自分の評価を意識するのは当然ですが、その方は常に「会社にとってプラスかマイナスか」という視点で物事を考え、会議でも発言しているそうです。
「会社が成長しなければ、自分の未来もない。」
そんな経営者目線で仕事をしていることが、周囲にも伝わっているとのことでした。

その方のエピソードとして、こんなお話もされました。
中途採用について話し合っていた際、上司である課長が「自分より年上を採用するとやりづらいので、年下の方が良い」と発言されたそうです。
すると、その係長は、
「やりづらいかどうかではなく、会社に必要な人材かどうかを軸に考えるべきです。」
と伝えたそうです。

普通であれば、上司に対してなかなか言いづらい発言だと思います。しかし、この一言を聞いたときに、社長は「次期社長を任せるなら彼かもしれない」と感じたそうです。

その社長は、映画『国宝』を例にこんな話もしてくださいました。
「『国宝』は、日本でヒットすることだけを目指して作られた作品ではなく、最初から世界を見据えて制作された。だからこそ世界でも評価された。最初からどこを見ているかで、結果は大きく変わる。」
とても印象に残った言葉でした。

サイバーエージェントの藤田晋社長も、新卒で入社した頃は誰よりも早く出社し、始業と同時に営業へ出ていたため、最初から同期とは動きがまったく違っていたと聞いたことがあります。
おそらく、当時から他の人とは視座が違っていたのでしょう。

また、仕事柄、大手企業の役員や経営者の方とお会いする機会が多くあります。
そこで感じるのは、大手企業で出世されている方ほど、人として本当に感じの良い方が多いということです。
優しく、謙虚で、決して上から目線ではありません。電話で少しお話ししただけでも、「この方は仕事ができる方だな」と感じますし、メールの返信も驚くほど早い。

皆さん非常にお忙しいはずですが、その一つひとつの対応から誠実さが伝わってきます。
また、と質問すると、皆さん口をそろえて「特別なことは何もしていない」と答えられます。
もちろん、ご本人はそう思っているのでしょう。
しかし、お話を伺うたびに感じるのは、今日のことだけではなく、会社や未来を見据えて考える視座の高さ、そして誠実さです。
そんな視点の積み重ねが、結果として信頼につながり、成功につながっているのではないかと思います。

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先日、社員と暑気払いを兼ねて、福岡市薬院にある「弥七」へ焼き鳥を食べに行きました。
会社の近くでこんなにおいしい焼き鳥が食べられるなんて、福岡は最高です。
みんなで写真を撮るのをすっかり忘れてしまいましたが、20代の社員と話をしていると、価値観の違いを感じる場面も多く、とても新鮮でした。
私のライフワークでもある海外旅行も勧めてみたのですが、「もっと世界を見よう!」というメッセージには、思った以上に反応が薄かったです(笑)。
世代によって価値観は違いますが、だからこそ、お互いの考え方を知ることが大切だと改めて感じた暑気払いでした。

 

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コンサルタントの紹介
転職を支援の中で私が感じたこと、成功例、また、仕事と全く関係のない趣味の旅行をコラムにまとめました。
この発信が、次の場所を探している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
私はアジア旅を趣味としており、特にタイは特別な存在です。
一人で海外に行くと、人に助けてもらうことも多く、そのたびに自分のポンコツさを実感します。
海外旅行は今でも自分を戒め、多くの学びを与えてくれる大切な時間になっています。

転職コンサルタント 里居由美